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秘伝少林寺拳法

開祖宗道臣が一般向けに書いた初めての本。光文社カッパブックスの1冊として昭和38年8月1日初版発行と奥付に記されています。開祖が8歳の時に大酒飲みの父親が亡くなり、貧困のなかで16歳(大正15年)の時に母親が亡くなり、その後すぐに2人の妹、育ての親である祖父が死んでしまい、17歳にして天涯孤児になってしまいました。祖父から柔術や槍術などの武術を習っていた開祖は祖父の友人である頭山満を頼り、その縁で旧帝国陸軍の特務機関員となって満州で働きました。このときに陳老師、文老師から拳法を習い、文老師から嵩山少林寺で義和門拳の法統を譲られました。しかし、敗戦、敗戦後の混乱期に悲しい人間の本性を見て、学歴や身分に関係がない人間の質に差があることを見てとりました。開祖が日本で少林寺拳法を広める大きな動機になりました。現在は絶版で古書でしか入手できませんがアマゾンでは1,000円~入手可能です。

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