石部拳士が五段を允可されました!
1月21日(日)東京都板橋区立上板橋体育館で行われた特別昇格考試にて石部基実拳士が五段を允可されました。以下、石部拳士の談話をまとめました。
事前に宿題論文を提出し優の判定で当日受験することができました。開場前に体育館に着くとすでに50名以上の人が待っていました。今回の対象は四段、五段、六段、七段、大拳士、准範士で受験者全て合わせると80名から100名、それに試験官、本部職員が40名程度いました。五段はまず学科審査でテーマは「少林寺拳法指導者の果たす役割とその意義について述べよ」「武術の起源と武道の今日的意義を述べよ」の2題で1時間の制限時間ぎりぎりまで書きました。次に技術審査。五段受験者は25名から30名いましたので、6名から8名のグループに分かれました。わたしのグループは6名でした。船橋の道院の方が2名いました。基本は構え、転身、単演(天地拳第1~6系・左右、義和拳第1系、第2系、白蓮拳第1系、紅卍拳、抽出科目は基本も入れて、突天三(1級)、千鳥返(1級)、金的蹴膝受波返(初段)、諸手輪抜(初段)、小手巻返(初段)、逆天一(2段)、払受段突(2段)、逆蹴地三(2段)、足刀蹴引足波返(2段)、上受逆手投(2段)、吊上捕(2段)、外受段突(3段)、送片手投(3段)、表投(4段)、逆袖巻(4段)。その後に組演武、剛法運用法、柔法運用法です。わたしは50歳を越えていましたが運用法に参加しましたが、6名のうち2名は辞退していました。昼食後に口述審査、20個ほどの机があり、1個の机に2名の試験官がいて受験者は1名。わたしに対しての質問は「釈尊の教えとは?」「少林寺拳法を広めるにはどうしたらよいか?」「連盟や大会にどのように係わっているか?」でした。結果発表まで30分以上待ち、5段合格者は12名でした。允可状授与式には第三代師家宗昂馬が自ら允可状を授与されました。終わると心身ともに疲労困憊、その晩飛行機にて帰宅したときには0時を過ぎていました。ご指導して頂きました水野盛札幌円山道院長ほか道院の皆様に深く感謝いたします。今後もよろしくお願いいたします。
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